アーシングの効果・効能|血流改善から様々な症状や疾患の改善に繋がる

ハワイパシフィックプレス新聞の医療コラムに連載されたアーシング記事

〜人間は地球の一部という認識が健康の基本〜

私たち人間は、食を通して体内に地球の元素を摂り入れています。私たち人間の体を構成している数々の元素は、全て食べ物として摂り入れた地中の元素であることから、私たちは紛れもなく地球の一部であると言えます。このことを理解する世界中の先住民族も自分たちを「歩く大地・地球の一部」であるとします。

なので「地球の一部」である人間は、常に地球と結ばれていなくてはなりません。肌の表面や足の裏で大地や木々、水と触れ合う事で、私たちの体と地球は電気的に繋がります。こうすることで体の中の有害静電気が除去され、同時に地球内の自由電子が体に充電されるのです。人と大地がつながる事で、0ボルトの地中に体の静電気は逃げ、代わりに地球の中に充満する自由電子が体に供給される原理です。

体内に静電気が帯電すると血液細胞同士が貼りつき、また血球細胞が血管の内壁に引き止められて流れが悪くなるので静電気が抜けると血の流れが良くなります。また、体の神経伝達や全てのホメオスタシスは究極では電気運動が関与するので、自由電子が供給されると体温や免疫力が上がります。ほとんど全ての病気には炎症が関与していますので血流が改善されてホメオスタシスのバランスが整うと炎症は消えて体が治るのです。この地球とつながることで得られる生命の原理をアーシング(接地)と言います。先住民族の長老達が「裸足になりなさい、靴をはくと病気になる」と言うのは迷信ではないのです。

この生命の原理の源には、大気圏と地球の間で絶えず雷が発生することで与えられる地中の電気的な調節があります。この壮大な自然の原理によって地球ぐるみで我々人間を含む全生命にエネルギーが与えられ、全てが生かされているのです。

しかし、私たち現代人は、西洋文化の影響を受けて文明を発達させてからというもの、自分たちが地球の一部であるということを忘れ、さらには科学によって自然を凌駕しようとさえしています。 そして私たちは多くの化学素材の絶縁物質によって大地と切り離され、地球と絶縁して生きているのです。

例えば電流を絶縁してしまう合成ゴム底の靴を毎日履くことで、一日中大地と体との間に起こるべく電流は遮断されています。
化学素材の絶縁物質でできた家やビルの室内もプラスチック製のイミテーション床や合成素材でできたカーペットで生活し、その上に置かれる椅子も机もベッドも全て絶縁されている状態で暮らしています。つまり現代人は外にいても中にいても寝ている間も電気的に大地と離された状態で体に静電気が溜まり自由電子の供給もありません。まさに気付かぬうちに足元から不健康になっているのです。

ホピインディアンの長老などは、用事があって現代文明の街に出て来ても体の調子がおかしくなる前に一刻も早く自分の大地に戻る理由が納得できます。

私たちの文明は、このまま経済を最優先した後の人口増加や、資源の枯渇、環境汚染が進んだ暁に、地球外に答えを求めようとしています。しかし地球と大気圏の間で発生する電気的な生命の恩恵がないような惑星や宇宙ステーションに移住した場合、そこに生命力の供給はないことは言うまでもありません。私たちは経済最優先の過剰消費社会を続けて、核やその他の廃棄物で地球を汚し宇宙外に答えを求めようとするより、この奇跡の地球を大切にするべきなのです。

そしてすでに現代社会の子供達に様々な悪影響が出ています。当クリニックにも10代前半の子供達が膝や足に痛みを抱えている子が多く、診察してみるとかかとを地面につけてしゃがみ込むことができず、床での柔軟体操も満足にできません。

膝や足腰に痛みを抱える場合も多く、医療施設でオスグット症や関節炎と診断される子たちも多いです。加えて便秘や原因不明の不調、アレルギー、学習障害そして登校拒否など現代が直面している問題はうなぎのぼりに増えています。これらの子供達は決まって足は冷たく、汗ばんでいますがこれは自律神経の過剰な緊張と末端への血液の循環が阻害されている証拠です。

この自律神経の乱れと血液循環の停滞の根底には、食事や生活環境の問題、パソコン、スマートフォン、タブレットの害に加えて、見落とされている点は、大地に繋がっていないことが重要な原因です。体内の静電気の帯電に加え、体という電池が充電されていない電子不足にこれからの医療は注目するべきです。

このことから、当クリニックでは、これらの子供達の食事を正し、椅子ではなく床に座ること、タブレットやスマートフォンを控えることはもちろん、裸足で大地に触れる時間を作ることを勧めています。室内でもアーシングできるマットなどを手渡し絶縁されている室内でも常に大地とつながる状態にします。こうすると足の冷たさや汗ばみが驚くほど改善され、末端が温まって来ます。そして精神的にも安定し徐々に痛みはなくなり、様々な不調も改善されるのです。

当クリニックの治療でも、日本の森下医学博士が推薦する、海の砂で全身を埋める「砂浜埋身法」に習い、隣の浜辺の砂に穴を掘り、そこに患者さんの足を入れて15分ほど座ってもらうことを実践しています。これだけで驚くほど早く足のむくみが消え足も温まり、全身が軽くなることを実感できます。そして、院内でもアーシングしつつ施術や治療を行うことで、様々な痛みや不調の治癒が今までに無いほど早く起こることも確認しています。

このように大地に繋がるという単純なことは、人々の健康とこれからの医療に対してとても大切な基礎であることがわかります。そもそも、この原理を無視して健康を保ち不調を改善させようとすること自体、生命の原理上無理があるというものです。私たちは自分たちが地球の一部であることを再認識する原点回帰の意識で、人類の健康と環境の改善を考慮する文明に進化したい限りです。


病気や不調は現われた“症状”であり、病気の“本体”やその“原因”ではありません。自律神経のアンバランスや血液の質の低下がさまざまな病気の“本体”です。そして、その原因は、一.意識、二.呼吸、三.水、四.食、五.毒素、などの5つの根本原因という生活習慣の誤りです。私たちはこの5つの根本原因という病気の“本質”を改善することで、体質自体を改善する東洋医学を基本にしたホリスティックケアを行っています。

 

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