脳血管性認知症

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神経内科

認知症

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脳血管性認知症とは

脳血管障害によって脳に梗塞巣ができて起こる認知症のことを脳血管性認知と言います。
梗塞巣のできた部位の脳機能が損なわれるため、その症状は多岐にわたり、めまい、しびれ、言語障害、麻痺、涙もろい、知的能力の低下、判断力の低下などが表れますが、発現にはムラがあります。
一つの梗塞巣により認知症を発症する場合もありますが、大小・新旧いくつもの梗塞巣ができる多発性の場合の方がより認知症の症状が出やすいと言われています。

脳血管性認知症の原因

脳血管障害により、脳の一部分が壊死してできる梗塞巣が原因と言われており、
脳血管障害を引き起こす動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、心疾患、脂質異常症などの基礎疾患が背景にある場合が多いようです。

脳血管性認知症の種類

梗塞巣ができる部位によって皮質型、皮質・白質型、ビンスワンガー型に分類され、皮質型は脳塞栓によって起こりやすく、脳の皮質部分に多発性の小さな梗塞巣ができます。
皮質・白質型は、脳血栓によって起こりやすく、脳の皮質と白質に跨って大きな梗塞巣ができます。
ビンスワンガー型病変は、脳の白質部分の広範囲に髄鞘の変化が現れ、高血圧症や動脈硬化症に伴って起こりやすいようです。
重度の脳血管性認知症になりやすいのは白質型とビンスワンガー型と言われています。

脳血管性認知症の治療

脳血管障害の基となる動脈硬化症や高血圧症の治療、脳血管の血流改善や神経細胞の活性化を図る為、薬物療法または身体症状や精神症状へのリハビリテーションが行われます。
 認知症の判定には、日常生活状況からの判断と認知機能評価テストとしてミニメンタルステート検査(MMSE)が使われます。

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公開日:2015/04/30
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