セカンドオピニオン受診方法

セカンドオピニオンを受けるための手順についてまとめています。実際にセカンドオピニオンを受けるときに、どのような流れになるのかを確認し参考にして下さい。正しい考え方と手順を知れば、より効果的で、より納得のいく治療を受けられる場合もあります。

セカンドオピニオンをどのように利用したいですか?

  • 胸がずっと痛いが、特に問題は無いと診断されたが、本当に何も無いのか心配だ。

  • 主治医の勧める治療を受けているが、いっこうに良くならないので相談したい。

  • テレビで最新の海外の治療映像を見た。セカンドオピニオンで新薬や治験、海外の情報を知りたい。

セカンドオピニオンを受ける手順

セカンドオピニオンを受ける手順の詳細

セカンドオピニオンを受ける目的を明確にする

最初に、ご自身がなぜセカンドオピニオンを受けたいと思ったのか、その目的を明確にします。

・胸の痛みが治らない。もしかして深刻な病気ではないか?本当の病名を知りたい
・ガンの治療を受けて3ヶ月だが、良くならない。別の治療法について知りたい
・家族がガンと診断された。セカンドオピニオンを受けさせたい
・主治医の治療方針に従って良いのかわからないのでアドバイスが欲しい
・海外の薬や治療を試すことができるか知りたい

このように目的を明確にすることで、医師にも伝えやすくなり、その後の病院選び・医師選びもスムーズに進みます。まずは目的を明確にしましょう。

病気についてより深く知る

現在のご自身の病名・症状・薬について、ある程度知識を深めます。病気の初期の方は、まだほとんど知識を得ていないと思いますので、自分に必要だと思う知識や情報に触れて下さい。そうすることによって、医師と会話をするときの理解を助け、判断材料も多くなるため、自分で納得のいく決断がしやすくなります。

患者さんご本人が、そのような知識の吸収が無理な状態の場合は、ご家族の方が代わりになって、病気や治療法について知識を持っておくことが大切です。この時点で、自分がセカンドオピニオンを受けたいと思っている医院や医師の情報を見つけておくこともお勧めします。そうすることで、自分はセカンドオピニオンで何を聴きたいのかをより明確にでき、現在の主治医にセカンドオピニオンを依頼するときに目的が伝わりやすく、より深い話ができるようになります。

主治医にセカンドオピニオンを受けたい旨を伝える

現在の主治医に、セカンドオピニオンを受けたい目的と意思をはっきり伝えます。長年の付き合いがある主治医には言い出しにくいかもしれませんが、相手(主治医)のことも尊重し、自分の意見も主張するというスタンスで良いと思います。

普段の社会生活での人間関係と同じで、コミュニケーションの基本は、お互いの尊重にあります。気負わずに伝えることを意識しましょう。電話で伝えて終わりでなく、医師と実際に対面して伝えることが大切です。

ご自身の健康は自分で守るという意識。自分だけの健康ではなく、ご家族や大事な方のためのことを考えてみて下さい。その気持ちをもって医師にセカンドオピニオンの依頼をしてみて下さい。きっと伝わると思います。

セカンドオピニオン先を決める

自分が受けたいと思っているセカンドオピニオン先について、現在の主治医に相談してみます。アドバイスをもらえるかもしれませんし、新たなセカンドオピニオン先を紹介してもらえ、選択肢や考えるポイントが増えるかもしれません。

もしくは、インターネットや本・雑誌などから病院や医師の情報を得ることもできます。

また最近でしたら、セカンドオピニオンのために病院を訪問するということをわざわざしなくても、自宅に居ながら遠隔で画像診断をしてもらうというサービスもあります。その場合は、ご多忙で病院に行く事が難しい方でも時間や交通費を節約でき、よりスピーディーに診断してもらうこともできます。

まずは主治医に相談し、同時に自分でも情報検索してみてセカンドオピニオン先を決めましょう。

現在の主治医からできるだけ多くの資料をもらう

紹介状だけでなく、検査結果などの資料を、できるだけ多く最初の医師(ファーストオピニオン)からもらっておきます。現在までの「診断情報」を確認するために必要となります。

検査結果をもらうことで、セカンドオピニオン時に再検査が不必要となり、期間の短縮かつ再検査費用も抑えることができます。

セカンドオピニオンで聴きたいことをまとめる

セカンドオピニオン先で聴きたいことをあらかじめまとめておきます。ご自身が不安に思っていること、判断がつかないこと、本当に知りたいことについて紙に箇条書きに書いてみましょう。

セカンドオピニオンを受ける

⑥でまとめた内容を伝えましょう。セカンドオピニオンでは、相談時間が決まっています。30分の場合もあれば、1時間以上の場合もあります。できれば、セカンドオピニオンを受ける冒頭で、「今日一番知りたい内容」を一言で伝えましょう。

そして、質問事項は、できるだけ的確に伝え、感情的になって質問しないように心がけましょう。気持ちだけが空回りして、堂々巡りの話をしてしまうと、不必要に時間だけが過ぎてしまいます。

結果を持ち帰り主治医と治療法を再検討する

セカンドオピニオンを受診後、その相談結果を持ち帰り、これまで診てもらっていた医師(ファーストオピニオン)と治療法について再検討をします。

セカンドオピニオンの医師が、あなたの病気をどのように判断したのかを主治医と共有することによって、主治医との信頼関係もより深まると思います。

治療する病院・医師を決定する

もし、セカンドオピニオンの医師の治療法に変えることを決定したならば、その旨をセカンドオピニオンの医師に伝えます。また同時にこれまでの主治医にも、きちんと自分の意思を伝えるのが礼儀だと思います。そうすることで、これまでの主治医と、セカンドオピニオンの医師との連携もスムーズになり、ご自身にとっても良い医療を受ける結果となるでしょう。

セカンドオピニオンを受けるときは、その受ける目的と考え方がしっかりできていれば、必要以上に外部環境に振り回されなくてすみ、自分の意見も主体的に持てるようになります。

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