2型糖尿病の最新治療|遺伝・原因・症状・インスリンについて

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-薬を使わない治療「アロハ医学」-

この記事のポイント
1. 2型糖尿病は、膵臓・脾臓・肝臓、自律神経のバランスの崩れやインスリンの機能不足が原因
2. 上記1に加えて"血液の悪質化"も2型糖尿病の根本的な原因となっている
3. 2型糖尿病の根本的な治療法がある
【この記事の監修ドクター】
ジュジュべ・ハワイ・クリニック院長
東洋医学博士  亀井士門 医師  ~Dr. Cimone Kamei~

2型糖尿病の原因とは?

糖尿病は、血糖値が高い状態が慢性的に続く状態で、インスリンというホルモンの分泌やその機能に異常がある状態です。現代医学では「1型糖尿」、「2型糖尿」、「妊娠糖尿」や「その他」に分類されています。

その中でも、90パーセント以上の糖尿病がこの2型糖尿病であるといわれています。インスリンは分泌されているものの、その働きが悪くて血糖値が下がらない場合と分泌そのものに問題がある場合もあります。遺伝的な要素と運動不足、食べ過ぎ等の生活習慣が原因と考えられていますが、西洋医学では原因がわかっていません

東洋医学での糖尿病の原因は、食べ過ぎなどによる生活習慣の異常から誘発された内臓諸機能の低下やそれに伴う陰陽気血のバランスの崩れを原因とします。同様に糖尿病の原因については世界の伝統自然医学全域でも、見方こそ違えども内臓諸機能のバランスの崩れから原因を特定します。また糖尿病の診断名も1型や2型などに分けられておらず、全て体全体の不調と見ていく原因論です。

アロハ医学では東洋医学やその他の自然医学と同じく、膵臓と脾臓の機能低下を数ある原因の一つとし、肝臓の状態なども関与したその他の内臓諸機能のバランスの崩れもまた原因の一つとします。それに加え自律神経の不調や森下自然医学が指摘する血液の悪質化を根源にある原因とします。特にβ細胞の異常が有る無しに関わらず、インスリンの機能不足も肝臓や脾臓および膵臓の不調に元があると考えます

どの臓器やホルモンの問題でも、結局は悪質化した血液に要因があることで、その造血場である「腸」の状態と、食事の内容をその原因と診ます。

欧米型の現代栄養学が勧める高タンパクな食事をすることで、実は多くの糖尿病が引き起こされていることは事実です。また、甘いものを、本来適切なお十時やお三時以外に食す、欧米的食後のデザート文化もこの原因になっています。これは西洋医学の見方では、2型糖尿病の全てが食生活の誤りによるものではないとしている中、糖尿病が増えている大きな所以です。

また、たとえば本来の地球との繋がりによって確立されている体内からの有害な静電気の排出や、自由電子の供給が絶たれている現代のアーシングできていない状況は、水面下での内臓諸機能の機能低下を誘発している事から、これらも原因の一つと見るように、様々な生活習慣の問題全体が原因に含まれます。

薬を使わない2型糖尿病の治療法とは?

アロハ医学では、根元にある原因を改善するために、伝統栄養学と自然医食に基づいた正しい食事と根本原因を改善する治療を行います。また、投薬治療を受けている人はそれを継続しつつ、これを行います。これらの食事療法は現代栄養学ではない、伝統栄養学に基づいた食事療法です。

糖尿病の改善として食事を正す事は基本ですが、栄養学から根本的に考え直すことが大切です。なぜなら現代の栄養学にもとづく食事療法で適切なカロリー量を少なくすることや、糖質を減らして一時的に血糖値を下げておくことができても、この方法では糖尿病が根本的に治ることにはつながらないからです。この理由として、許容カロリー量という架空の観念で食事量を抑え、糖尿病になる原因の本質である高たんぱく食を中心とした食事の摂り方では本末転倒になるからです。そもそも、カロリー計算や栄養価を足し算的に生きた人間に当てはめることに無理があります。

たとえば、カロリーという観念自体が、食べ物の燃焼という体の中で現実には起こり得ない現象を元にしたものである事を始め、人の体質や、食べ物の咀嚼回数、精神状態や胃腸の消化機能の違いによって消化吸収が変わる現象を、足し算的な栄養価として測る事も不可能です。

カロリー量を減らすことやブドウ糖の元になる糖質を控えることに重点が置かれ、血糖に変わる糖質を体に摂り入れないことは、その時だけ血糖を安定こそさせますが、根本を治す食事法ではないだけでなく、体にとって大切な炭水化物が不足する可能性もあります

根本を言えば、糖尿病の原因である内臓の不調や血液の悪質化を招いてしまう、たんぱく質の積極的な摂取に伴う肉食などは、糖尿病の根源を改善するものでは決してないものです。この事から、アロハ医学ではその民族にあった伝統的栄養学および、森下自然医学の自然医食を元に食事の改善をしていきます。

アロハ医学で勧める現代栄養学に基づいた食事改善との大きな違いは、玄米食を基本にした全粒の穀物を主食にすることにあります。

白米や精製された穀類は、糠や胚芽が取り去られることにより、体に速やかに吸収されて糖に変わりこれが蓄積される「同化作用」を促す食品です。

玄米をはじめとする全粒の穀類には、ぬかと胚芽が残ることで消化吸収が遅まり、このことで蓄積される前に代謝エネルギーで消費される「異化作用」を促す食品です。これらを積極的に摂ることで、体内の逆分化によるデトックス効果を発揮させ体内を浄化し、基礎体温をあげて体質を改善させていきます。

同時に発酵食品を摂ることで腸内細菌叢を改善させて腸と血液の状態を元から治していきます。

どの種類の糖尿病でも、内臓諸機能の機能低下や血液の悪質化という基本は同じであることから、アロハ医学による治療法は、1型でも2型でも本質的には変りません。ミネラルや各種栄養素が入ったデトックス剤「ラア」、漢方薬、CBDカヘキリ、とホールフード栄養錠剤等を使用しながら体質改善を行います。

治療内容は、フットスイナースクレーピングクレオパトララップアーシング鍼治療、カッピング、ポラロミセラピー、頭蓋調整などの治療が行われます。運動療法はジュガが指導されます。加えて体内の静電気を排出し同時に体内に自由電気を補充するアーシングが大切です。クリニックでは治療中も随時アーシングを行いますが自宅のベッドに就寝時のアーシングシーツを使用してもらい、長時間アーシングすることをお勧めしております。

体の根源的な改善に伴って、医師と相談して薬の量を体の改善とともに調整して減らしていくことを目標とします。

実際の玄米をはじめとする全粒の穀類には、ぬかと胚芽が残ることで消化吸収が遅まり、このことで蓄積される前に代謝エネルギーで消費される「異化作用」を促す食品です。これらを積極的に摂ることで、体内の逆分化によるデトックス効果を発揮させ体内を浄化し、基礎体温をあげて体質を改善させていきます。玄米をはじめとする全粒の穀類には、ぬかと胚芽が残ることで消化吸収が遅まり、このことで蓄積される前に代謝エネルギーで消費される「異化作用」を促す食品です。これらを積極的に摂ることで、体内の逆分化によるデトックス効果を発揮させ体内を浄化し、基礎体温をあげて体質を改善させていきます。

実際の治療画像

患者は糖尿病で末端壊疽になり、指を切断する直前で治療を開始しました。最終的には壊疽部分も修復・再生までの治療期間は約3ヶ月です。

糖尿病の末端壊疽の完治治療

↑治療前の左足。一般的には、指の切断をするほど壊疽が進行しています。

糖尿病の末端壊疽の完治治療

↑治療前の右足。足の甲は潰瘍も発症していました。

糖尿病の末端壊疽の完治治療

左足の状態も治療前と比べて徐々に指先の壊疽部分が再生されてきました。壊疽部分は、糖尿病自体が治ると同時に自然と修復・再生されてきます。

糖尿病の末端壊疽の完治治療

右足の甲の潰瘍も徐々に良くなってきている画像です。指先の壊疽はほぼ回復しています。

糖尿病の末端壊疽の完治治療

アーシング鍼による治療画像

糖尿病の末端壊疽の完治治療

左足も治療後3ヶ月でだいぶ回復しました。

糖尿病の末端壊疽の完治治療

治療後3ヶ月で甲の部分の潰瘍も綺麗になってきています。

注:写真の鍼やコードは低周波治療や電気鍼治療ではなく、アーシング鍼パッチ治療とアーシング鍼治療です。

2型糖尿病の目安の治療期間は?

状態の重度や体質が人によって違うので一定した治療期間というものはありません。しかし、正しく行うことで体の全体の改善が進むことで体重が軽くなったり、様々な不調が改善されてきます。また、血糖値やその他の血液検査等で少しづつ改善が見られることで、多くの人が改善への道のりを実感できると思います。

2型糖尿病の治療で特に気を付けないといけない事は?

急がず無理をせず、リラックスして日々の生活を少しずつ改善していきましょう。また、偏った食事の規制をしたり、炭水化物を抜いてタンパク質を過剰に摂るような、偏った食事法を同時に行なわないようにしてください。健康サプリメントをたくさん飲んだり、野菜だけを摂るというのも逆効果になることもあります。

体を動かす運動は大切ですが、年齢に合わない過剰な運動をすることにも気をつけてください。また、薬を服用中の人は医師に相談しないで独断で薬を減らしてしまうのも危険です。

2型糖尿病の治療は薬を併用してもいい?

薬を使用していない人は薬を併用しないで治療が行われます。しかし薬やインスリンをすでに使用している人は、そのまま薬と併用して行われます。体の改善とともに医師が状況を確認し、薬の量を調節しつつ安全に離脱していく安全な方法を選択していきます。

薬の併用は大丈夫??

 

2型糖尿病予防の体質作りで特に気を付けないといけない事は?

現在健康体である人、また糖尿病予備軍の人にも大切なことは、体力を付ける健康的な食事として過去50年以上にわたり日本で実践されている、たんぱく質を多く摂る現代的な欧米化した食事は血液を汚し体を酸化させてしまう事から、糖尿病だけでなく万病の元である事を知る事です。このような食事に加えて食後にデザートを摂る習慣なども糖尿病の大きな原因になります。

また、西洋的栄養学に基づく野菜を大量に摂ることも体を壊す元になり兼ねません。たとえ、古今東西で立証されているベジタリアンやビーガンの食事法も、腸の中の環境を整えつつだんだんと移行することが大切です。

アロハ医学からのお勧めは、玄米食などの穀類を主食にした野菜や発酵食品を主体にした伝統食に戻すことです。肉食などはだんだんと少なくしていくと良いでしょう。しかし、たとえ鳥や魚などでも、多く摂るとたんぱく質過剰になり逆効果になるので気をつけてください。精製された砂糖などは完全に控えることも大切です。またアーシングなどの生活習慣を取り入れて、静電気を排出し体内へ電子の補給を行うことも健康改善のカギになります

 

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