酸化ストレスが肌の老化「シミ・シワ・タルミ」を加速させる?!エイジングケアは抗酸化力を高めよう!

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この記事のポイント
1. 肌の老化の原因は、「皮膚の乾燥」、「皮膚の菲薄化(ひはくか)」、「細胞の酸化」、「細胞の糖化」
2.酸化ストレスが肌の老化【シミ、シワ・タルミ、そばかす、くま、小じわ、にきび】を引き起こす要因となっている
3. 体の中から美しい肌をつくるには【食事に気をつける、適度な運動をする、ストレス解消をする、デトックス】が重要

肌の老化シミ・シワ・タルミと酸化ストレスの関係とは?

肌の老化の原因は何だと思いますか?よく言われるのが「皮膚の乾燥」、「皮膚の菲薄化(ひはくか)」、「細胞の酸化」、「細胞の糖化」等が言われています。

「皮膚の乾燥」とは、20歳をピークに肌は乾燥しやすくなります。 角質の潤いを保つ保湿成分が加齢と共に減少します。角質の潤いがなくなると、角層部分の水分量も低下して肌が乾燥した状態をいいます。皮膚が乾燥にさらさられると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり隙間ができます。この角質層がはがれた隙間から水分が蒸発し、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり(皮膚の菲薄化)、その結果がシワとなるのです。また、加齢に加え、空気の乾燥や寒冷、摩擦などの刺激、紫外線の影響、洗いすぎなど、様々な要因が絡み合って皮膚の乾燥やシミ・シワ・タルミが起こります。

皮膚・肌の乾燥

次に、「細胞の酸化」ですが、活性酸素と抗酸化物質のバランスが崩れると酸化ストレス値(体のサビ値)が高くなり体が酸化していきます。

活性酸素が肌細胞を損傷

活性酸素と紫外線

老化は体の酸化によって行われます。特に酸化ストレス(サビ)は、さまざまな形で皮膚に影響を与えると言われています。これらには、シミ、シワ・タルミ、そばかす、くま、小じわなどの早期老化の原因、不均一な肌の色、炎症またはにきびが含まれます。

酸化ストレスは肌の老化を引き起こします

酸化ストレスと老化

酸化ストレスは私たちの皮膚や健康などに大きなダメージを与える可能性があるため、酸化ストレスが出来る原因や、どのように回避できるかを理解することが不可欠です。誰もがさまざまな環境に住んでおり、さまざまな汚染物質や化学物質にさらされ、さまざまな食べ物や飲み物を消費し、肌のケア方法も異なるため、主な原因は人によって異なります。酸化ストレスや肌の老化を防ぐには、体の中の抗酸化力を高める事が重要です。

特に【紫外線】、【酸化ストレス】、【肌の老化】の3つの関係性について、海外では研究が盛んに行われており、沢山の論文があります。

酸化ストレスが肌に与える影響

酸化ストレスと肌、しわ、たるみ

酸化ストレス値を下げて肌を内側から綺麗にするには?

まずは、酸化ストレスを測定することにより、自分の酸化ストレス度や抗酸化力を確かめる事が重要になります。

酸化ストレスは体内のフリーラジカルと抗酸化物質のバランスなので、酸化ストレスを健康的なバランスにしなければなりません。

1番目の方法は、過剰な活性酸素やフリーラジカルを引き起こす原因となる、食品添加物の摂取、電磁波の暴露、喫煙、過度のアルコール消費、有害な化学物質や汚染物質への曝露、過度の運動、紫外線の暴露など、フリーラジカルの生成を引き起こす活動を減らすことです。

2番目の方法は、十分な抗酸化物質を体内に取り込むことで抗酸化力を高めることです。抗酸化力が高まると酸化ストレスは下がる傾向にあります。抗酸化力を高める方法は、特に下記の4つが大事になります。

①食事に気をつける

②適度な運動をする

③ストレス解消をする

④デトックスで体の中をきれいにする

デトックスは内容にもよりますが、酸化ストレスを適正値に戻す効果(フリーラジカルを安定分子に戻す)や抗酸化力を高める効果もあります。

酸化ストレスは、老化を促進させるので、健康以外にも女性が気になる”美”に対しても悪影響を及ぼすと言われています。また、男性が気になる”抜け毛”や”白髪”に対しても加速させると言われています。